血液データの読み方

このページでは、栄養療法に役立つ血液検査の項目をまとめています。詳細については各項目をクリックしてください。

血液データを読む手順

血液検査の「基準値」とは?

血液データを読むことでわかること&血液データを読む際の注意点

◆たんぱく質代謝の指標

血中のたんぱく質

総蛋白(TP)アルブミン(Alb)

窒素化合物

クレアチニン(CR)尿素窒素(BUN)尿酸(UA)

◆たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどの指標(酵素類)

AST・ALT(ビタミンB6不足、たんぱく質不足、脂肪肝などを推測する)

ALP (亜鉛不足、マグネシウム不足などを推測する)

LDH (ナイアシン不足などを推測する)

γ‐GTP(肝機能、たんぱく質不足などを推測する)

クレチンキナーゼ(CPK)(筋肉量や、筋肉の壊れ具合を推測する)

コリンエステラーゼ(肝機能、たんぱく質不足などを推測する)

◆全体的な栄養状態の指標(脂質代謝)

総コレステロール

HDLコレステロール・LDLコレステロール・動脈硬化指数

中性脂肪

◆血糖調節の指標

血糖値・ヘモグロビンA1cインスリングリコアルブミン

血液検査データから「低血糖症」を予測する方法

◆消化力の指標

ペプシノーゲンⅠ・Ⅱ(萎縮性胃炎の有無や胃酸の量を推測する)

アミラーゼ(膵臓機能、消化酵素の量を推測する)

◆炎症の指標

高感度CRP

フェリチン(体内の貯蔵鉄の量を反映すると共に、炎症の指標にもなる)

血液検査の結果から体内の慢性炎症を推測する方法

◆鉄欠乏の指標

赤血球数・ヘマトクリット・網状赤血球ヘモグロビンMCVMCH・MCHCフェリチン血清鉄・UIBC・TIBC

◆酸化ストレス・抗酸化力の指標

間接ビリルビン網状赤血球血清鉄 (酸化ストレスを推測する)

尿酸(抗酸化力不足を推測する)

◆自律神経の状態の指標

好中球とリンパ球

◆ミネラルバランスの指標・骨の健康

亜鉛と銅のバランス

血液検査の結果からカルシウムの代謝異常をチェックする

ビタミンD

◆甲状腺機能の指標

甲状腺刺激ホルモン(TSH)・甲状腺ホルモン(FT3・FT4)

◆ミトコンドリア機能・メチレーション

線維筋痛症・ATP産生力

血液検査データからメチレーションの状態を予測する方法

◆血液データを読むための基礎知識

血液検査の「基準値」について

たんぱく質不足

データのマスク

溶血

逸脱酵素

分子栄養学

慢性炎症

ミトコンドリア機能

酸化ストレス

食物不耐性(遅延型アレルギー)

アルツハイマー病と血液検査

 

注意点
★血液検査データだけで身体の状態を断言することはできません。
★これらの情報は診断に代わるものでもありません。
★血液検査の結果は、脱水や溶血、炎症、薬、その他にも様々な要因によって実際の値とは異なるデータが出る場合もあります。

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