腸内環境と炎症抑制に期待大!フラクトオリゴ糖の効能を紹介

フラクトオリゴ糖の驚きの効果とは?!


「腸活」に欠かせないオリゴ糖。

オリゴ糖には色々な種類がありますが、特におすすめなのが「フラクトオリゴ糖」です。

なぜなら、フラクトオリゴ糖は大腸の重要な善玉菌である「酪酸菌」のエサになるからです。

フラクトオリゴ糖は、ゴボウやたまねぎ、にんにく、ねぎ、アスパラガス、きくいもなどの野菜にも豊富に含まれています。

酪酸菌には体内の慢性炎症の予防や改善効果があり、慢性炎症を改善することによって改善が期待できる症状は以下の通りです。

・おなかの不調(便秘や下痢)
・皮膚の炎症
・糖尿病
・うつ病
・不眠症


・心筋梗塞
・脳梗塞
・認知症

また、酪酸菌によって腸内環境が良くなれば、不足しがちな鉄や亜鉛、カルシウム、マグネシウムなど、ミネラル類の吸収も良くなり、栄養不足の改善にもつながります。

さらに、酪酸菌には免疫の暴走を抑える「Tレグ細胞」と呼ばれる免疫細胞を増加させる働きがあるため、花粉症の症状を軽減することも期待できます。

オリゴ糖の種類による違い

オリゴ糖とは、糖が3~10個つながったもののことです。

オリゴ糖と一口に言っても、色々な種類があります。

フラクトオリゴ糖の他にも、ガラクトオリゴ糖、乳化オリゴ糖、ビートオリゴ糖(ラフィノース)、イソマルトオリゴ糖 etc.

中でもスーパーでよく見かけるオリゴ糖シロップはイソマルトオリゴ糖が主成分の物が多いです。

イソマルトオリゴ糖は比較的安価ですし、腸内環境を整えてくれる効果が少しだけありますが、フラクトオリゴ糖に比べると効果は低く、血糖値を上げやすいという欠点もあります。

尚、シロップ状の製品はショ糖(砂糖)やブドウ糖、果糖など、血糖値を上げやすい糖が半分以上含まれている製品がほとんどですので、甘味料として摂取したい場合は良いですが、健康のために摂るという意味では向いていません。

その他のオリゴ糖にも腸内の善玉菌を増やす効果がそれぞれあるにはあるのですが、抗炎症効果をもたらす善玉菌として重要な酪酸菌を最も増やしてくれる効果が高いのはやはりフラクトオリゴ糖です。

イヌリンの効果はどうなの?

腸内環境改善に役立つことで知られている「イヌリン」という食物繊維もあります。

フラクトオリゴ糖は、ブドウ糖1分子に1~10個の果糖がつながった構造をしているのに対して、イヌリンは、果糖が10個以上たくさんつながった構造となっています。

フラクトオリゴ糖とイヌリンは、構造は似ているけれど分子の大きさが少し違うのですね。

フラクトオリゴ糖とイヌリンを比べると、イヌリンよりも低分子であるフラクトオリゴ糖の方が酪酸菌を増やす効果が強いといわれています。

フラクトオリゴ糖の摂取量の目安

私の普段の食事からは、約1~3グラムのオリゴ糖を食べている計算になります。

しかし、「炎症を抑える」という効果を得たい場合は、より多くの量のフラクトオリゴ糖を摂る必要があります。

目安としては、10gぐらいを摂ることをおすすめします。

オリゴ糖はほんのり甘味があり、温かい飲み物には良く溶けます。
私はいつも飲んでいるハーブティーに混ぜて毎日摂るようにしています。

冷たい飲み物には溶けずにダマになってしまうので温かいものに入れるか、そのままパフっと食べちゃうのもありだと思います。

これまで私は色々な種類の乳酸菌や酪酸菌のサプリや食物繊維を試したことがありますが、一番腸の状態が整うのが実感できるのが「フラクトオリゴ糖」なので、これからも続けていくつもりです♪

 

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