米のとぎ汁で洗髪すれば80歳を超えてもフサフサの黒髪に?!中国のホンヤオ族に伝わる驚きの習慣とは

フジテレビの「元気な国に学べ!世界のマル秘健康法」を観ていたら、髪の毛をふさふさに保つ驚きの健康法を紹介していました。

中国の「ホンヤオ村」(紅瑶村)という村にすむホンヤオ族の女性たちは、みんな美しいつやつやの黒髪で、80歳を超えた女性でも髪の毛が真っ黒で、しかもみんなふっさふさ。

番組では、高齢になってもあんなに綺麗な髪の毛を保っている彼女たちの生活にはどんな秘密があるのかを検証していました。

ホンヤオ村の女性の生活に密着してみると、毎日畑仕事で紫外線を浴びまくり、食生活も至って普通、寝るときも髪をいつもおなじ分け目で縛ったまま寝るなど、特別に頭皮や髪の毛を労わっているような生活はしていない。。。

しかしホンヤオ村の女性たちの美しい黒髪の秘密は、何千年も昔から続いている、彼女たちの洗髪方法にあるといいます。

その方法とは、、、

米のとぎ汁を沸騰させて冷まし、一週間発酵させたもので髪を洗う

というものでした。

洗髪に使うのは米のとぎ汁だけで、シャンプーや石鹸は使わないのだそう。

尚、米のとぎ汁で洗髪する習慣があるのは昔から女性のみで、男性は皆普通に石鹸で洗っているとのこと。。

そこで、この村の男性達の髪の毛を見てみると、、

日本人とほぼ同じ感じで、皆さん、年相応な感じで、中年になれば普通に白髪混じりの髪の毛で、髪の毛が薄めの方も多いようでした。。。

ということは、やはり食生活や生活習慣、そして遺伝的要因よりも、米のとぎ汁効果が大きいということなのでしょうか?!

専門家の意見によると、米のとぎ汁に含まれる「ポリアミン」という物質に、

①太くてコシのある髪を保つ

②髪の毛のキューティクルを守る

③健康な頭皮を保つ

という3つの働きがあるとのこと。

(ポリアミンについて詳しくはこちら⇒「注目成分「ポリアミン」が健康寿命を延ばす?!」)

ポリアミンは納豆やしょうゆ、味噌、チーズなどといった発酵食品に多く含まれている物質です。

番組では、日本人でもできる米のとぎ汁利用法を紹介していました。

ホンヤオ村の人たちは、米のとぎ汁を発酵させて使用していましたが、「発酵させなくとも米のとぎ汁にはポリアミンは含まれている」とのことで、

①米のとぎ汁を頭皮につけ、指の腹でゆっくり優しくマッサージ。

(一回目のとぎ汁は不純物などが混ざっていることもあるので捨て、二回目のとぎ汁を使用する。)

②そのまま5分ほど置き、髪にしっかりとしみこませる

③ぬるま湯でよくすすいで終わり!

これを2~3日に一度シャンプーの代わりにこの方法で髪を洗ってトリートメントすると良いとのことでした。

とっても簡単ですね。

それだけであんなに綺麗な黒髪を保てるのかどうか、ちょっと半信半疑でもありますが、、。

番組では「ポリアミンは発酵させていない米のとぎ汁にも含まれる」としていましたが、発酵させていない米のとぎ汁にどれだけのポリアミンが含まれているのかは不明です。

もしかしたら、ホンヤオ族の皆さんと同じ方法で発酵させたものを使用した方が効果は大きいのかもしれません。

栄養面から考えると、きれいで健康な髪の毛を保つためには、たんぱく質やビタミンミネラルをしっかり摂取して、しっかり消化吸収できている、つまり、身体の中から栄養を補ってあげるということも、とても大切なことだと思います。

とはいえ、同じ食生活をしているホンヤオ族の男性たちの髪の毛はごく普通なのに、女性たちだけあれだけ美しい黒髪を保っているということは、食事だけでは説明のつかないところですし、米のとぎ汁の洗髪法は試してみる価値があるのかもしれません。

 

 

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